Q&A
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Q.「斜頭症」 分類について

斜頭症の分類は下記のようになっております。

斜頭症の分類について。

分類

頭蓋骨の変形により以下のように分類します。
1) 長頭症
2) 短頭症(絶壁頭)
3) 斜頭症

変形の時期により
1) 先天性頭蓋骨変形
2) 後天性頭蓋骨変形

先天性頭蓋骨変形の分類

原因は大別すると次にようになります。
1) 遺伝疾患
2) 頭蓋骨縫合早期融合症
3) 子宮内の胎児の状況
4) 出産に起因するもの

1) 遺伝疾患
アペルト(アペール)症候群
クルーゾン症候群
ファイファー症候群

2) 頭蓋骨縫合早期癒合症
前頭縫合早期癒合……三角頭蓋
冠状縫合早期癒合……短頭蓋
矢状縫合早期癒合……舟状頭蓋骨
この他、一側冠状縫合早期融合や一側人字縫合早期癒合
これらが単独、もしくは複合して起こるとクローバー状頭蓋などが起こります

3) 子宮内の胎児の状況
多胎妊娠
初産
子宮筋腫
羊水過多症
羊水減少症

4) 出産に起因するもの
低体重児(2500グラム未満は頭蓋変形のリスク)
巨大児(3200グラム未満は頭蓋変形のリスク)
鉗子分娩や吸引分娩
逆子出産
難産
仮死産

このうち1)と2)は医学的な治療を必要とします。
頭蓋骨縫合早期融合症は以前は2500人に1人の発生率とされていましたが、今は1000人に1人というレポートもあります。

こに頭蓋骨縫合早期融合症は出産時に分からない事も多く、「べびきゅあ」に来られる患者さんの中にも年間3〜5人ほど、この症状の方を見つけて医療機関に紹介しています。
3)と4)、特に4)は良く見られるもので、適切な産後のケアとサポートにより改善可能です。
ですが、近年は上手くケアがなされずに、そのままの形状で成長してしまう事があります。

後天性頭蓋骨変形

原因は大別すると次にようになります。
1) 仰向け寝育児
2) 固すぎるベビーマット
3) 寝かせっ放し育児
4) 斜頸の存在
4) NICUなどによる医療

乳幼児突然死症候群を予防するために1992年、アメリカで仰向け寝育児の推奨がなされました。日本でも遅れて2000年より仰向け寝育児が推奨されましたが、これが後天性頭蓋骨変形(変形性斜頭症)の原因であると、ここ数年の多くの国の医師たちによる論文は指摘しています。
また、同じ時期にベビーマットが不必要に固くなり、それが斜頭症をそれこそ爆発的に増やす原因になりました。

そして、泣かない赤ちゃんほど斜頭症になります。
これは泣かないと寝かせっ放しにする事が多く、これが斜頭症を誘発してしまいます。
これらにより、変形性斜頭症は育児性斜頭症という人もおり、実際にアメリカでは斜頭症は「母親の育児法に問題がある」とされています。
ですが、仰向け寝や固すぎるベビーマットはこれは国の方針ですから、それに対する対処法を知らないお母さんにその責任を負わせるのは酷というものです。
「べびきゅあ」でも斜頭症の予防講座を開いていますので、妊娠中からこう言った情報を仕入れておくのも良いと思います。

NICUなどに関しては、一概に言えない部分もあります。
ただ言えることは、赤ちゃんに余程の命の危機がないのであれば、赤ちゃんを寝かせっ放しにはせずに頭が変形しないように配慮して欲しいと願います。

図柄は下記より引用
“Misshapen Heads in Babies: Position or Pathology?”
Ochsner Journal October 2001, 3 (4) 191-199;

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