Q&A
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Q.「骨盤矯正」 ダメ姿勢が骨盤をゆがませる

姿勢を直すことが骨盤矯正の基本

1)ダメ姿勢を覚えましょう
 
失敗から学ぶことは大切です。それが成功への近道になるからです。同様に正しい立ち方を知る前に、悪い立ち方を知っておいた方が、早く正しい立ち方が身に付きます。そこで、骨盤矯正を始める前に、悪い立ち方を紹介しておきましょう。

・休めの姿勢
足を開いて片足重心になる立ち方です。楽な立ち方ですが股関節を歪ませ、体の左右差を大きくします。

・クロス立ち
いわゆるモデル立ち。股関節が不安定になり足の付け根が出てきます。それによってお尻も大きくなります。

・つま先を外側に向けて立つ
下半身の筋力が低下している方に見られる立ち方です。膝がねじれ曲がり、骨盤が開いてきます。

・つま先を内側に向けて立つ
小さな女の子に良く見られる立ち方。足首や膝に問題を抱えていることが多く、そのままだと強度のXO脚になることも。

・側面立ち
女の子が良く小指側に足を傾けて立つ立ち方。足首を大きく歪ませ、膝や腰の痛みの原因に。

 普段から、こういった立ち方にならないように十分注意しながら先ほど紹介した正しい立ち方を覚えるようにしていきましょう。
 立ち方の改善は一人で頑張っても良いと思いますが、家族と一緒に住んでいるのなら、やはり、第三者の目からも見てもらった方が良いと思います。家族に限らず友人や恋人と一緒にチェックしても良いでしょう。
 ダメ姿勢と言えば、雑誌などで良く紹介される正しい立ち方として
・壁に踵とおしり、背中そして頭を全てつけて立つ
というものがあります。しかし、この様な立ち方を行うと腰を反らせてしまい腰痛や肩こり、頭痛などの原因になります。間違った情報は意外と身近にありますので中止してください。


2)悪い寝方を紹介しましょう

 1日7時間もの時間寝ているのですから、悪い姿勢で寝ていれば、その姿勢が次第と体型に反映されていきます。しかも悪い姿勢で寝ていると、疲れが取れにくくなり、体型までも崩してしまいます。
 それは寝方が悪いと背骨や骨盤がまず歪んでいきます。他にも股関節や首の骨、顎の関節などを歪ませますし、女性に良く見られる、奥歯が内側に傾いてしまう歯列の崩れは横向きやうつぶせ寝が原因です。体に大きな影響を与える寝方ですから、なるべく良い姿勢で寝られるようにしたいものです。それでは悪い寝方を挙げてみましょう。

・横向きで上の脚を前のほうに投げ出す
骨盤に大きな左右差を作ります。特に坐骨間を広げ股関節を大きく歪ませてしまいます。また、背骨も側湾状態にしてしまいます。

・横向きで丸まって休む
腰椎部に負担を与えてしまいます。他に股関節を歪ませてしまいます。

・うつ伏せで寝る
首や顎の関節を歪ませてしまう。奥歯を内側に傾かせ歯列を崩してしまいます。

・仰向けで膝を立てて寝る
体力が落ちてきた方に見られます。腰椎の前湾を無くし、股関節にも負担が。

・仰向けで脚を組んで寝る
腰椎の前湾なくし、股関節や膝を歪ませる。

・仰向けで大の字になって寝る
骨盤を歪ませ、お尻が台形のように大きくなっていく。

 寝る時は椅子に座る時と同様、仰向けで一度お尻を引き締め、足を軽く開いて寝るようにしてください。それだけでも寝返りの回数が少なくなり、きれいな寝姿勢のまま目覚める事ができます。


3)“寝ている時は無意識”は方便

『寝方を気を付けるのは無理』と考える人は少なくないでしょう。ところが、意識を変えるだけで寝返りを大幅に減らすことが出来ます。
私は101歳の高齢の方の療養マッサージも手掛けていますが、この方は寝返りしません。なぜなら寝返りには体力と“意識”が必要になるからです。寝返りは無意識で行っていると思われがちですが、実際は意識的に行っており“知らないうちに”というのは、単に、起きた時に覚えていないだけなのです。
寝返りを打つ回数を大幅に減らす為には、寝具を変えることと、自分に「仰向けに寝る」と言い聞かせることです。寝返りには意識が必要ですから、お休み前に「仰向けに寝る」と自分に言い聞かせると意外と寝返りが減るのです。

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