
ストレッチなどをしなくても軽度の歪みなら座るだけ
2)あなたに合った椅子が能力を高める
洋式の生活で体に影響を与える家具の代表格は椅子とベッドですが、これは体重の支え方一つで骨格に様々な影響を与えるからで、洋式の生活が浸透している現代ではどうしてもこれらの家具選びは重要になってきます。
特に、子供の勉強には椅子選びは重要です。以前、椅子と計算について調べた事があります。椅子のフィット感によって計算能力に大きな開きが起こるのです。特に座面の高さが重要で、脚の裏が付かない椅子や、座面が低い椅子だと計算能力が落ちてしまうのです。
もちろん椅子選びにはデザインも重要だとは思いますが、機能面も考えないと本来持っているはずの能力を十分に発揮できなくなってしまうのですから椅子選びは慎重に行いたいものです。椅子を選ぶときは次のポイントを押さえましょう。
・座ったとき腰が90度になる
・足の裏が床に付く(ただし低すぎない)
・イスに寄りかかったとき、楽に背をもたれることができる
・イスに座ったとき、奥行きが適当なもの(深く座ったとき、イスの縁が最低お尻まであるもの。また膝を十分曲げることが出来るもの)
・座面が固すぎるものは避ける。
・立ち上がるとき、立ちづらいほど柔らかいものは避ける。
私の治療院ではお客様用の椅子は特注品を用意しています。高級なものではありませんが、座面の高さを4種類ほど用意しているのです。これは様々な体型や身長の方がお越しになりますので、少しでもフィットした椅子に座ってもらいたいと考えているからです。
一脚、2万5千円程です。もし、これから椅子を新しく購入するのでしたら、座面の高さなども考慮して買うようにしてください。そうすることで、生活の中から体を歪ませる原因を確実に減らすことができるのです。