
産後骨盤ケアを受けると母乳育児が長く続けられます
近年、母乳育児を選択する方が増加しているといいます。
母乳育児には様々なメリットがあるので当治療院も母乳育児推奨をしていますが、
意外と母乳育児を継続できる人は少ない、というのが現状のようです。
実は、当サロンの産後骨盤ケアは母乳育児の継続と関連性があるのです。
少し古い数字ですが、厚生労働省の平成17年の調査を見てみると、
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0314-17b-1.pdf
母乳栄養 : 38%
混合栄養 : 41%
人口栄養 : 21%
生後3ヶ月における母乳を与える割合は79%で母乳だけの方は38%という数字でした。
この数字は現在もさほど変わっていないように思います。
私のところに産後ケアで来られた方に自記式で記入してもらったアンケートがあります。
生後3ヶ月以上の乳児のお母さん279人のデータになります。
数字は少な目ですが有意差を見る事ができる数字だと思います。
ということで内訳を書いていくと、
母乳栄養 : 153人(54.8%)
混合栄養 : 103人(36.9%)
人口栄養 : 23人(8.2%)
※ 統計上100%にはなりません。
私のところに産後ケアで来られるお母さん方は、
母乳を与える割合が12.7%、母乳だけは16.8%も日本の平均を上回るという結果になりました。
ちなみに、斜頭症で悩んで来られたお母さん方の場合は、
ここまで大きな差は生じていないんですね。
要するに、子供に注意がいくからといって母乳栄養が増えるわけではなく、
産後骨盤ケアを行い自分の体を正しくケアすることによって母乳育児を継続できる人が多くなる、
長く続けられる方が多くなるということです。
母乳育児を行うには体力が必要です。
母乳をしっかりと赤ちゃんに与えるためには自分の体のケアをしっかりと行う。
それが明確な数字となって表れたのです。