
適切な手技を選択しないと症状をひどくする恐れも
骨盤矯正と症状緩和について
最近の整体院やカイロプラクティック院の広告を見ていると、
「腰痛が治った!」とか「頭痛が治った!」という魅惑的な文言が並ぶことが多くなってきました。
中には「医師からも見放された椎間板ヘルニアがたった1回で完治!」といったような完全に医師法に違反する文面も目にすることがあります。
正しい骨盤矯正は様々な症状緩和を期待することが出来ますが万能ではありません。
それを知らずして施術を受けると、期待した結果が得られないだけでなく、症状を重くしてしまうことがありますので注意が必要です。
例えば、骨盤矯正でバキバキ鳴らすような施術を行うところがあります。
バキバキ鳴らす矯正は固定力に対してマイナスに働くことがあるので、産後の骨盤ケアに対して選択する手技ではありません。
椎間板ヘルニアの方は椎間板の線維輪に負荷がかかって髄核が脱出している状態なのですから、腰をひねって行う施術はより髄核を脱出しかねません。
このように症状と選択する手技によっては状態を悪化させてしまうことがあるのです。
反対に、手技と症状がかみ合えば、様々な症状が改善される可能性があります。
・腰痛
・生理痛
・冷え性
・むくみ
などといった代表的な症状のほかにも様々な症状に応用できるのが骨盤矯正です。
ただ、それを得るためにはしっかりとした技術が必要なのですが、
骨盤矯正という技術は当サロン開発した技術ですから、どうしても私たちを超える施術を行えるところは存在しません。
結果として、いろんなところに行っても良くならなかったという方が最後に私たちのところにやってくることになります。
できれば、最初からお越し下さればよかったのにと思わざるを得ないのですが、これを読まれた方は是非、本物の骨盤矯正を受けにお越し頂きたいものです。
文責:山田光敏
この文章には著作権があります。引用・転載などはお断りいたします。2011年10月1日