
性差を考慮して矯正を行う必要があります
私たちが骨盤矯正を始めた当初、男女ともに症状緩和が目的に通われることが多かったのですが、1990年代頃から男性は従来通り症状緩和が主目的で女性は美容を目的にする方が増えてきました。そういった事もあり、2010年頃から美容専門の骨盤矯正を行う場所がチラホラでてきました。
残念ながら、健康ときれい(症状緩和と美容目的)は切り離すことが出来ないもので、症状緩和ができないところは美容目的も中途半端になる、と私たちは考えています。
また、骨盤の形状は男性と女性では待ったこことなります。一般に、女性は男性に比べて、
・横に広い
・浅い
・恥骨角が大きい
といった違いがあります。
また、出産時に産道を確保するために骨盤運動がより大きくなります。他にも、
・男性に比べて筋量率が低い
・男性に比べて水分率が低い
・男性に比べて脂肪率が高い
・女性は月経周期による性状の変化がある
といった事もあり、男性と女性とでは骨盤矯正に関するアプローチの仕方が異なるのです。
これらにより、女性は男性に比べて歪みが起きやすいといったリスクを背負うことになってしまいますが、言い換えるならば、男性よりも改善しやすいことでもありまし、反対に男性は歪みが気になったころには相当進んでいることもあります。
ですから歪みが気になりだしたら早めに骨盤矯正を受けることをお勧めしています。
文責:山田光敏
この文章には著作権があります。引用・転載などはお断りいたします。2012年7月17日