
骨盤を狭める矯正は必要ありません
骨盤を狭める矯正でやせるという考え方は、
以前、当サロンの総院長、山田光敏先生が行った講習会の内容の一部だけが、
ピックアップされて全国に広まってしまったものです。
当時の講習内容を紹介すると、
「女性の場合、妊娠という機能を補うために
骨盤の適正な運動範囲内においては骨盤が広がることで
脂肪を蓄えやすい環境を作ります。
これは妊娠中に栄養不足になることを避けるために身に着けた機能と言えます。
ですが、生理的な運動範囲を超えて骨盤を広げると
今度は非常に太りにくい虚弱な状態になります。
反対にその範囲を超えて骨盤を狭めると代謝が落ち太りやすくなりリンゴ体型となります」
こういった趣旨の講習を行った時の前半部分だけが広まっているのです。
残念なことに解剖・生理学的な基礎知識も持ち合わせない人が多く、
その関係で、間違っている事に気づかないのです。
理論が間違っているのであれば、結果も伴いません。
中には痩せたいのにかえって太ってしまう、反対に、
太りたいのに痩せてしまうケースも多々あるのです。
また、骨盤を下手にイジルことで妊娠機能に対してマイナスの影響もあります。
最近では当サロンをまねて妊娠メカニズムもろくに勉強もせず、
子宝整体と言って骨盤をいじります。
それがかえって妊娠しにくい骨盤にさせてしまうのです。
当サロンの骨盤矯正は、 解剖学の専門家である山田光敏先生が
スタッフに解剖・生理学を教え(学校で学ぶことではなく、臨床上必要な知識です)
また最新論文を学びながら施術に当たるのです。
そうすることで一人一人の骨盤に見合った矯正を行うことができるようになるのです。