
温めるのではなく「保温」するのが正しいと思います。
精子と同様、受精卵も温度に弱いのです。
ですから移植後に下腹部に使い捨てカイロを貼ったり、岩盤浴に行ったり、お風呂に長く浸かることは着床の助けになるどころかマイナスにしかなりません。
例えば、39度のお風呂はぬるいですが、39度の体温となると病的な温度です。着床を期待したい時期にわざわざ病的な状態をつくるのは百害あって一利なしです。
もちろんからだが冷えた状態はよくありませんから、温めるのではなく保温するように心がけてください。ただし、保温をしていて汗をかくようであれば、これは温めた状態になっていますから、保温の方法を見直したほうが良いといえます。